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BUSINESS 事業内容

大手コンビニエンスストアを中心にチルド食品を供給する「日本クッカリー株式会社(株式会社ニッスイグループ)」を母体として2021年に設立。チルド食品ノウハウに加え、株式会社ニッスイグループの強みである冷凍食品のノウハウを採り入れ、お惣菜・お弁当等の中食分野を中心に、新たな商品開発とマーケット開拓に注力しています。

PERSON 先輩社員の紹介

原材料の調達を通じ、新商品の開発を支え続ける
今私は購買・生産計画部のメンバーとして、冷凍弁当などの新商品開発を担当しています。その中でも私が携わっているのは、開発に必要な原材料の調達。冷凍弁当は、船橋デリカサービスの母体である日本クッカリーが有するチルド技術と、グループ会社であるニッスイの冷凍技術によって開発されています。たとえば一つの冷凍弁当に対してメーカー12社・60種に及ぶ原材料が用いられるのですが、その一つひとつが安心・安全を保証されているものでなければなりません。私の仕事は、その個々の原材料について「規格保証書」をメーカーから発行してもらい、ニッスイの品質保証部の承認を経たのち、必要量をメーカーに発注することです。
もちろん、ただ右から左へと発注するのではありません。お米1種類にしても数社から見積を取り、米種のブレンド比率などを自らの基準で確認し、最終的な発注先を決定します。なかには「規格保証書」の内容が基準に満たず、さらに詳しい数値出しを依頼するなど厳しいやりとりを行う場合もありますが、それらは自分にとっての知識となり、原材料を判断するスキルの向上につながっています。
未経験分野へのトライアルは、厳しい分だけ手応えも大きい
この仕事で手応えを感じるのは、これまで経験したことのない分野に積極的にチャレンジできるところですね。冷凍弁当だけでも現在4種類が並行して開発中であり、それ以外にもエビチリやエビマヨといったおかず惣菜商品の原材料の調達に携わっています。
なかでもエビチリに携わるのは初めてで、原材料調達については難しい部分も多々ありました。それでも「規格保証書」をやりとりするなかでどうにか全ての承認が下り、配合表に登録できたときは本当に嬉しかったですね。ようやく商品化への道筋が見えてきたことが実感でき、ワクワクする瞬間でもありました。
そもそも、私がこの仕事を意識するようになったのは、学生時代にコンビニエンスストアでおにぎりを買ったとき、そのラベルに記載されていた幾多の項目に興味を抱いたからです。当時は大学院で生物系の研究に没頭していて、食品の品質管理も学びの範疇だったからかもしれません。そして今、自分が選定した原材料から新たな商品が生み出され、陳列棚に並ぶことを考えると、学生時代の学びが大きく役立っていることを実感しています。
原材料関連の知識を増やし、様々なノウハウへと昇華させたい
私の今後の目標は、今の仕事に幅と深みを持たせ、原材料関連の知識を今まで以上に増やすことです。さらにはその知識をベースにしながら、メーカーとの価格折衝といった局面でしっかり対応できるノウハウを身に付けていきたいと思っています。
私自身はチルド技術に長けた日本クッカリーの出身ですが、今の私の上司は冷凍技術を牽引するニッスイ出身なんです。私は冷凍関連の知識が足りないので、その分野で疑問点が生じた際は上司から細かくアドバイスをもらいながら、冷凍関連知識の習得にも全力で臨みたいと思っています。
船橋デリカサービスの働き方については、オンとオフの切り替えがはっきりしているという印象が強くあります。本来この業界は工場が24時間365日稼働しているため、長期休暇を取得するのは厳しい面があるのですが、私は5月のゴールデンウイークにはしっかり連休を取得できましたし、コロナ禍において工場長が随時テレワークの指示を出すなど、フレキシブルな働き方が浸透しつつあります。こうした体制が取れるのも、社員同士が密に連絡を取り合い、しっかり情報共有ができているからだと改めて思っています。
求められるのは、製造工程全体を俯瞰できる視点
製造課の業務は多岐にわたりますが、今私が課長として取り組んでいることは大きく3つに分けられます。 一つ目が、製造工場における設備機器の導入と取扱管理です。ラインを稼働させる設備が中心になりますが、ボイラー設置なども含まれるので、全体を俯瞰できる視野が求められます。
二つ目が、原材料発注の統括です。新商品開発の現場では日本クッカリーとニッスイの開発担当者がテストを繰り返していますが、そのベースとなるのが原材料です。いかに安心・安全な原材料を調達できるかが開発の大きな生命線になるといえるでしょう。
そして三つ目が、工程管理と人員管理です。ライン上には、調味計量に始まり、下処理等の加熱工程、盛り付け工程、梱包、出荷まで効率的にレイアウトされています。その流れを管理し、適正な人員配置と快適な作業環境を保ちます。
当然ですが、これだけの業務を一人でこなすことは到底できません。特に製造工場は機械の数も人員も多く、それらをコントロールしていくのは簡単ではないため、私は製造課のメンバーと密に連携をとることで、情報の共有を図っています。
新たな試みが、マイナスをプラスに変えていく
コロナ禍が長引くにつれ、製造現場での打ち合わせに支障をきたす場面もありました。オンラインミーティングのみを介して製造に着手するケースも生じています。もちろんスケジュールは納期から逆算して決めていくのですが、現場指示が行えないことから遅れがちになり、それを解消するため原材料等の各メーカーに無理な調整を依頼する場面も増えてきました。
そこで私はコロナ禍を見据え、設備関係や原材料関係の各メーカーといかに連絡を取りやすい環境を構築するか、どう情報共有を図るかに注力してきました。こちらの状況をしっかり把握してもらうことで、急な要請にも対処してもらえると感じたからです。ホットラインの構築など様々な取り組みが功を奏し、今ではメーカー側からサポートを打診してくれるようになり、スケジュールを大きく変更することなくスムーズな稼働を保てるようになりました。
コロナ禍で職場環境は変化してきましたが、マイナス面だけではありません。これまでは出張時にしか顔を合わせなかった遠方の担当者と、頻繁にオンラインで顔を見合わせながら打ち合わせするようになったのも、私にとって大きなプラスだと感じています。
工場の立ち上げ経験から学んだ、「安全」の本質
この仕事に携わるなかで私が最も手応えを感じるのは、今日の1日が何の事故もなく安全に終えられた、その瞬間です。日々において何もないことが、製造課を任される立場では何よりの達成感だと考えています。
私は新卒で日本クッカリーに入社し、大分工場に10年、八千代工場に5年、船橋工場に7年勤務し、2021年から現職に就きました。なかでも船橋工場へは立ち上げメンバーとして異動し、調理部門の主任として各部門長や工場長と話し合いを重ねながら、工場全体の構築に関わりました。その経験は私にとって貴重なもので、それまでは調理、資材、ボイラー、盛り付け、といった一つひとつの「点」が、工場構築に関わることで、一つの「線」として捉えられるようになったんです。個々の業務が、全ての工程に密接に関わっている。互いに連携できてこそ、1日を安全に終えることができる。それを五感で理解できたことが、今の私の基盤になっているのだと感じずにはいられません。船橋デリカサービスが誕生した地が船橋工場内という巡り合わせも、この場所をゼロから見続けてきた私にとっては嬉しい限りです。
人が育つ環境づくりが、当面の取り組み課題
これまで私は多くの学びの場に立たせてもらい、様々な案件にも取り組んできました。
そして課長職に就いた今、今後は私が指導する立場で若手を育成していきたいと考えています。さらに船橋工場が軌道に乗ったのちには、工場の新設にも積極的に携わっていければ嬉しいですね。
かつての上司に教えられた、「利益が出て三流、企業が継続して二流、人を育成して一流」という言葉を自らの志としています。そこで私は、まず人材が育つ環境づくりが大切と考え、製造課においては上司も部下も互いに話しかけやすい雰囲気にしようと様々な試みを行っています。その一つが、互いに「さん」づけで呼ぶこと。私のことを課長とは呼ばせません。そして、互いに「挨拶をしっかりする」こと。全ての挨拶はコミュニケーションのきっかけになり、雰囲気も明るくなってきました。そうした環境下で、私は使命感・責任感・達成感をこの仕事で味わってもらえるよう、後進をしっかり指導していきたいと思っています。船橋デリカサービスでなら、他の中食企業ではまず取り組めない新たな試みにチャレンジし、成長を実感できることでしょう。
代表メッセージ

TOP MESSAGE 代表メッセージ

母体から継承したチルド技術と新たな技術を融合し、中食の新たなフィールドを開拓します。

長きにわたり私たちの生活に大きな影響を及ぼしてきたコロナ禍が収束に向かうなか、人々の流れも以前に戻りつつあり、中食を取り巻く状況も明るい兆しが見えてきました。しかし原材料やエネルギーなどの価格は高止まりのままであり、先を読みづらい状態が続いています。
こうしたなか、2021年にスタートした船橋デリカサービスは、当社ならではの特徴を活かすことに注力してきました。たとえば母体である日本クッカリーと同等の設備・生産体制を有しながら、今日はこの商品、明日は別の商品、というように小回りのきく生産を行い、日々変化する顧客ニーズへタイムリーにお応えしています。
当社の主要納入先である大手コンビニチェーンでは、コロナ禍で注目された冷凍食品の人気が現在も高まり続け、売り場も拡大傾向にあります。私たちはグループ会社であるニッスイと共同で商品開発にも取り組んでおり、母体から継承したチルド技術と組み合わせることで、今後は新たなマーケットの創出も大いに期待できると考えています。
これからも私たちは、地元の船橋エリアに根ざした雇用促進などの展開を図りながら、「これまでに培ってきた技術と新たな技術の融合」をカタチにし、安全で美味しい商品づくりにまい進してまいります。

代表取締役社長 高尾 亘(TAKAO WATARU)

INFORMATION

社名 株式会社船橋デリカサービス
設立 2021年12月10日
代表者 代表取締役社長 高尾 亘
資本金 9,800万円(日本クッカリー株式会社100%出資)
所在地 〒273-0014 千葉県船橋市高瀬町62番地5
電話番号:047-437-5111
事業内容 ・冷凍食品の製造販売
・惣菜の製造販売
・惣菜の仕入販売
・レトルト加熱食品の製造販売